「自然がマシンであり、人間がその操縦者」そんな神話があったそうな。

少し難しい映画を観ていました。

「すべてを変える物語」

 

石油エネルギー開発が及ぼす地球温暖化

それによって引き起こされる環境破壊。

 

日頃、私たち日本では見られない風景が広がり、これはドキュメンタリーなんだと思えば思うほど胸が締め付けられます。今まで見ようとも感じようともしなかったこの問題はかなり深刻化しつつあると思いました。

 

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「すべてを変える物語」の中で取り上げられていた中国の大気汚染煙霧(スモッグ)について、小さな女の子に質問するシーンがあります。

 

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空の星を見たことは?

「ない」

青い空は?

「少し青いのは見たことある」

雲を見たことは?

「ううん」

 

切なくなりました。

 

2014年北京の365日、スモッグで外出できない日が何日あったか。

その頻度、汚染日数は175日。

 

なんとなく生きている毎日。

忙しくて目の前しか見えてない日常。

ちょっと立ち止まって考えてしまう一日でした。

 

 


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