数年前から「食」について考えさせられてきました。私は決まって副鼻腔炎を年に数回発症するのがいやでいやで、何か原因があるのではないか?これはどうにかできないものか、と感じるようになったんです。
そこである方の書籍に出会いまして、これは試してみたほうがいいのではないか?と感じるようになったんですね。直観といいますか、どんな意見でも、まずは納得するまでこの先生のやり方に賛同してみてダメだったら疑えばいいや。そんな感じでした。やってもいないのに、よく知りもしないのに拒否するのは私の性格ではないのです。
ともあれ、内海聡先生はいわゆるトンデモ医師として有名で炎上されているお医者様でした。いささか、これはホントか?と思うものも多少ありーの・・・でも納得する部分もおおいにありました。
とりあえず本書をまとめてみます。
第一章「食を操る亡者たち」
ここでは1日3食は本当か?と、そもそも「早寝早起き朝ごはん」はなにか間違ってはいやしないだろうか?言われてみれば、いつだれがそんなことを言い出したんだろう。と不思議に思い始めたんですね。
ここのところは以前書いた記事についても関わってきます。
この章についてはこんなことが書かれています。
一日3食が大々的にアピールされるようになった一番の目的は、食品業界やその関連企業が大儲けをするためです。いわゆるマーケティングを駆使した結果なんです。あの、トーマス・エジソンの話は有名で、エジソンはゼネラル・エレクトリック社(当時は電力会社)の設立者でした。それで自分の発明したトースターを売るためと(自社の)電気需要を高めるために、「1日2食は不健康である。1日3食にすべきだ」と大々的に宣伝したんです。このキャンペーンによって、自社の電力システムの開発・普及が大きく伸展した上に、調理用電化製品も大いに売れたということですよ。
えええええー
エジソンさん、めっちゃ商売上手じゃないっすか!(笑)
やれ、クリスマスだのバレンタインだの母の日、父の日だ、恵方巻だ!ってのもマーケティングですものねぇ。まあ、それを必要としている人達がいて商品が売れていく。
毎日2食だったら本当に時間が有り余るのになーと。
質のいいものを適量に摂取することが健康への第一みたいです。
後の章は精神科やワクチンについてのことが書かれていました。精神科については同参しますがワクチンについては保留といったところでしょうか。内容は本を買うなり図書館にあれば読むことをおすすめします。けっこう事細かに説明されているので勉強になりました。知らないことがたくさん書かれています。それが「正義」なのかは私の中では出せません。常にこういったデリケートな問題はグレーでいたいと思っています。
「中立」って非常に大事です。
いろんな方のいろんな意見、思想を自分の中に取り入れて、結果自分の頭で考えて、実験してそれでもなお中立な思考でいたいんです。どちらにも傾きたくはないんです。「決めつけ」は怖いんです。
これも怖い話として書いてますがあくまでも決めつけてはいませんよ。真理を知りたいとは願うけれども、とにかくいろんな思考が欲しい。いろんな考えが見たい。それだけです。