【滋賀県彦根市南川瀬町河瀬駅前交番警察官射殺事件】

2018年4月11日【河瀬駅前交番警察官射殺事件】

 

 

滋賀県警によると、事件当日の2018年平成30年)4月11日は、午前8時30分から、巡査部長A・巡査Xが2人が勤務していた被疑者巡査Xは、2017年(平成29年)4月に採用され、2018年1月29日に彦根署に配属されたばかりで[5]、AがXの教育係を務めていた

現場の河瀬駅前交番は、JR東海道本線琵琶湖線河瀬駅前の、商店・住宅が建ち並ぶ地域にある。

 

交番に設置された防犯カメラに記録された映像によれば、2018年4月11日午後7時47分頃、机に向かって事務作業中だったAに対し、Xが背後から突然頭部に発砲した。XはさらにAに対し、1発背中を撃った。Aが前方に倒れた直後、Xは正面のドアから交番を出て、交番に配備されていたパトロールカーで逃亡した

 

事件発生時間帯、交番付近を通りかかった女性は、Xとみられる制服を着た男性警察官が、交番から約250m離れたコンビニエンスストアに立ち寄り、そのコンビニに設置された現金自動預け払い機(ATM)を使用する姿を目撃していた。

 

Xは事件10分後、ATMを使用し、預金を引き出した。ATMの出金限度額は50万円だったが、Xが引き出した金額も50万円だった上、後述のように身柄を確保された際の所持金も約50万円だった。Xはこの他に、コンビニでたばこ2箱・ライター1個を購入したが、身柄を確保された際は所持していなかった。